VOA Special Englsih

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VOA Special Englsihとは

VOA Special Englishは現在のVOA Learning Englishの前身ともいえるプログラムです。アメリカの国営放送 Voice of America が提供する全世界の英語学習者向けの学習コンテンツが掲載されていました。

この点では、現在のVOA Learning Englishも同じ主旨でサイトが作られています。

ナラボー・プレスでは、1990年代の後半から、このVOA Special Englishの10分ニュースを利用した、ディクテーション学習に力をいれておりました。しかし、このVOA Special Englishの10分ニュースは、突然放送を終えてしまいます。現在はLearning Englishの"As it is"としてプログラム名が変わっていますが、かつてあったような、1分程度のニュースを5~6本、全体で10分という、英語の初級または中級の学習者に最適だったニュースはなくなってしまいまいた。

このページでは、そんな過去のニュースの保管庫としてニュースを掲載しております。かなりニュースソースが古く、時代を感じますが、学習の手軽さでは随一の素材です。シャドウイングなどの学習にお役立ていただけると幸いです。

以下のコンテンツがあります。

VOA Special Englishの時代の毎時流される30分番組のメインコンテンツとして10分のニュースが放送されていました。このニュースは1,500語ほどの基本語をVOAが選別し、その基本単語をベースに書き起こされたものです。発話スピードも1分間に90語から100語という、通常の3分の1に抑えてあり、英語の初級・中級の学習者にとっては最適な素材です。

ナラボー・プレス発刊の『VOA基本英単語1541』はこのVOAが選別した基本単語を使用した英単語集ですので、VOAでの学習に興味を持った方には最適な単語集となっています。

【『VOA基本英単語』の詳しい説明とご購入はこちらです。|ナラボー・プレスブックス】

 

10分ニュースは5から6本の1分強のニュースで構成されていました。そのニュースを分割し、ナラボー・プレスが面白いと思える話題を5つ選んだものが、このVOA Special Englishの1分ニュースです。それぞれのニュースが多くとも5センテンスほどで終わり、かつそれぞれのセンテンスは短くなるように設定されていたので、手軽に聞き、手軽にシャドウイングやディクテーションをするには最適な素材です。ニュースは古くなってしまいましたが、当時を知るかたはその時代を思い出しながら、また、その時代を知らない方は、少しネットで当時の情勢を調べてから、ニュースをお楽しみください。

この1分ニュースを使った単語学習プログラムのニュースでボキャビルもお楽しみいただけます。興味があるかたはぜひリンクをクリックしてください。

【単語ディクテーション:ニュースでボキャビル】

 

毎時30分間流れるラジオニュースには、10分ニュースの後に、アメリカの歴史や文化、時事問題や最新文化などを伝える特集が組まれていました。それがこのFeaturesです。非英語圏出身の私たちにとって、アメリカの文化を英語で学ぶことができる、とても興味深い素材です。とても古いファイルですので、すこし内容が現在とは合わないかもしれませんが、興味があればアクセスしてみてください。

 

VOA Special Englishを学習するなら

VOA Special EnglishはVOAが選別した最も重要だと思われる1500語を中心に作成されています。この1500語を覚えてしまえば、大体のVOA Special Englishの素材は楽しめます。音声を聞いていて、内容がよく分からない、意味がとれない、という場合は、語彙力不足が関係しています。

ナラボー・プレスが刊行した『VOA基本英単語1541』を使って、まずは基本的な語彙力の増強をはかりましょう。基本的な単語も多く、知っている単語が半分以上をしめています。単語学習は半分くらい知っている単語が載っている単語集を選ばないと、飽きてしまったり、覚えられないことに失望したりするなどして、挫折してしまいがちです。

『基本』単語なんて今更…とは言わず、ぜひ、この『VOA基本英単語1541』で基本語彙力の底上げをはかってみてください。