アメリカ映画に出た表現 ― wax on, right hand, wax off, left hand
今回の表現は、1984年の映画 The Karate Kid『ベスト・キッド』に使われた wax on, right hand, wax off, left hand です。 空手を習いたいとやって来たダニエル少年に空手を教えるのは、ミヤギという日本人(日系人)です。最初、ミヤギ役は三船敏郎にオファーが出されていましたが、三船が断ったために、日系二世のノリユキ・パット・モリタが選ばれたといういきさつがあるそうです。 俳優のパット・モリタはアメリカ生まれの日系二世ですから、完全なアメリカアクセントの英語を話します。ほかの映画ではそうです。ですが、この The Karate Kid では日本人役という設定ですので、わざと日本人訛りの英語になっています。