アメリカ映画で使われた表現 ― show me the door

アメリカ映画で使われた重要表現を学習しましょう。
今回の表現は、1997年のアメリカ映画 Men in Black『メン・イン・ブラック』で使われた show me the door です。
 
 動画は、ここにあります。
https://learningenglish.voanews.com/a/5479135.html

 この映画の出演は、トミー・リー・ジョーンズ、ウィル・スミスなどです。
 動画に出てくる字幕の解説をしていきましょう。

The film tells about a secret organization called Men in Black.
「映画は『メン・イン・ブラック』と呼ばれる秘密組織のことを伝えます」
 called 以降は「分詞の後置修飾」と呼ばれる形容詞句です。映画を見ると分かりますが、隊員たちは黒いスーツに身を固めています。

It serves as a police force, guarding against non-humans from other planets.
「それは、ほかの惑星からの非人間性物の侵入を防護しながら、警察部隊として機能しています」
 guarding 以降は「分詞構文」です。guard against は「~を防ぐように警戒する」という意味です。

A New York police officer is asked to join the group, but he thinks it cannot be real.
「あるニューヨーク市警の警官がグループに参加するように要請されますが、彼はそれを現実ではないと考えます」
 今では、policeman はほとんど使われなく、男女の別なく police officer が使われます。ちなみに、警察官のことを俗語で cop と言いますが、これは、警察官の制服のボタンが昔は銅でできており、そこから copper と呼ばれていました。それが略されて cop となったと言われています。
Listen for the words “show me the door.”
 listen for は「~に耳を傾ける、耳を澄ます」という意味です。listen to との違いを覚えましょう。
More non-humans arrive every year, and they live among us in secret.
「毎年、非人間がやってくるのが増えているんだ。そして、我々に交じってこっそりと生きている」
 among us は「人間に交じって、街中で」。in secret は「こっそりと、秘密で」。

Uh, look, tell your boys that I had an absolutely wonderful time, and thank you for everything.
「あ、じゃ、仲間にとても楽しかったって伝えてよ。いろいろとありがとう」
 your boys は「あなたの仲間、同僚」。
 absolutely は「とても、非常に」。
 そして、標題の表現です。

But, uh, why don’t you show me the door?
「じゃ、出口はどっちだっけ?」
 why don’ to …は「…しませんか」と勧誘や依頼を表す表現です。
 show me the door は「出口を示す」。show someone the door は「出ていけとドアを指差す」という意味でも使います。

All right. I’m going to get some coffee. You want some coffee?
「分かった。オレはコーヒーを飲むよ。コーヒーはどうだ?」

No, thank you, I’m fine.
「大丈夫。オレはいいよ」

How are you doing, fellas?
「みんな、どんな調子だ?」
 fellas は fellows の俗語です。fellow は「仲間、同志」同輩」などいろいろな意味があります。

All right, I’m in.
「分かったよ。参加するよ」
 ドアの向こうに非人間たちが大勢いるのを見て、参加することを決断します。

 動画の下にセリフが表示されますので、音声と確認しながら学習しましょう。

下の写真をクリックしてください。

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