アメリカ映画で使われた重要表現を学習しましょう。
give it a shot
動画は、ここにあります。
字幕の表現を見ていきましょう。
Welcome to English @ the Movies – American Classics where we teach you American English heard at the movies.
「『映画の英語 ― アメリカの名作』にようこそ。ここでは、映画に使われたアメリカ英語について学習します」
“Nine Perfect Strangers” is a series streaming on Hulu.
『ナイン・パーフェクト・ストレンジャーズ』は、Hulu でストリーミング配信されているシリーズ映画です。
主演はニコール・キッドマン(Masha 役)です。
It tells a story of nine rich people.
「9人の金持ちの人たちの話です」
rich は「金持ちの」を意味する最も一般的な形容詞ですが、「成金」のようなニュアンスを与えることもあるため、You are rich. と言われるのは嫌います。wealthy は生活環境も豪華で社会的影響も大きい「裕福なこと」を表す形容詞です。
Each are suffering from mental and physical pain and seeking help.
「それぞれ一人一人が、精神的に身体的に痛みを覚え、助けを求めています」
suffer from は、身体的に、または精神的に苦痛を覚えていることを表す表現です。
seek は「~を求める、~を探す」という動詞です。
Masha, the director of a health and wellness center, offers a 10-day treatment plan.
「マーシャは健康センターの指導者で、10日間の治療計画を提案します」
health も wellness も「健康」という意味ですが、wellness は「元気であること」という意味合いが強い語です。
字幕では center のあとにコンマがありませんが、the director から center までは挿入句ですから、コンマが必要です。主語が Masha で、動詞が offers です。
10-day は形容詞扱いですから、day には –s は付きません。
But, as the treatment begins, some patients question Masha’s method: Will it cause more hurt than healing?
「しかし、治療が始まると、マーシャの方法に疑問を呈する患者がでてきます:癒やしよりも痛みのほうが大きいのではないかと」
as は「~すると」という意味の接続詞。ここでは「~なので」ではありません。
question はここでは「疑問に思う」という意味の動詞です。
cause は「~の原因となる」。
Listen for the words “give this thing a shot.”
「give this thing a shot という表現を聞いてみましょう」
I’m not sure I’m really supposed to be here.
「私は自分がここにいるべきなのかよく分からないの」
sure のあとには if または that が省略されています。
be supposed to は「~することになっている、~すべきだ」などの意味を表します。
My vote is, give this thing a shot. Open up a new door.
「私の意見は『やってみなさい』よ。新しいドアを開きましょう」
この vote は「投票」から発展した「意見」という意味合い。
Some doors are meant to stay closed.
「閉めておくべきだというドアもあるけどね」
be meant to は「~であるべきだ、~である運命にある」という意味のイディオムです。meant は mean の過去分詞。
What do you think it means “to give it a shot”?
「give it a shot はどういう意味だと思いますか。それは、」
(A) To complete a project
「あるプロジェクトを完了させること」
or (B) To attempt something
「あるいは、(B) 何かをやってみること」
attempt は「試す」。
Listen again.
The answer is (B) To attempt something.
「答えは『(B) 何かをやってみること』です」
“Give it a shot” is similar to saying “give it a try.”
「give it a shot は give it a try という表現と似ています」
shot は「注射」のことです。「ちょっと痛い目に遭うかもしれないけど、そのあとにいいことが待っている」いうようなニュアンスで使います。
Americans use the saying when they are unsure if what they are about to do will be successful, but they have enough hope to try.
「アメリカ人は、これからやろうとしていることが成功するかどうか自信が持てないけど十分な希望が持てるようなときにこの表現を使います」
And that’s English @ the Movies.
「映画で英語表現でした」
動画の下にセリフが表示されますので、一時停止しながら、音声と確認しながら学習しましょう。
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