アメリカ映画で使われた重要表現を学習しましょう。
What Could Possibly Go Wrong?
動画は、ここにあります。
字幕の表現を見ていきましょう。
Welcome to English @ the Movies – American Classics where we teach you American English heard at the movies.
「『映画の英語 ― アメリカの名作』にようこそ。ここでは、映画に使われたアメリカ英語について学習します」
Loki is a series on Disney Plus. It is about the unpredictable Marvel superhero Loki, who is captured for stealing a device that changes the timeline of the universe.
「『ロキ』はディズニー・プラスのシリーズ作品です。それは、予測不可能なマーベル映画のスーパーヒーローであるロキについての映画で、ロキは宇宙の年表を変える装置を盗んだとして捕まってしまいます」
Disney Plus というのは、ディズニー映画がグローバルで展開する定額制公式動画配信サービスのことです。ディズニー、ピクサー、マーベル、スター・ウォーズ、ナショナル ジオグラフィックの名作や話題作を見ることができます。
unpredictable は「予測不可能な」という形容詞。predict は「予測する、予見する」という意味の動詞で、その派生語です。
Marvel は「マーベル映画」。
capture は「捕まえる、捕獲する」という動詞で、この文では受動態で使われています。
device は「装置、機器」。このサイトで「四次元キューブ」となっている装置だと思われます。
the timeline of the universe は「宇宙の時間軸」つまり「宇宙の年表」です。
Mobius is a leader of the Time Variance Agency that investigates dangerous criminals.
「モブウスは、危険な犯罪者を捜査するTVA(時間変異取締局)のリーダーです」
variance は「変更、変異、相違」という意味の名詞で、TVA は、上で紹介したサイトでは「正しい時間軸を監視するという謎の組織」と表現されています。
investigate は「捜査する、調査する」という動詞。
criminal は「犯罪者」です。
He needs Loki’s help to stop a criminal who is changing the correct flow of time and creating disorder.
「彼は時間の正しい流れを変えて無秩序を作り出している犯人にそれを止めさせるため、ロキの助けを必要としています」
the correct flow of time は「時間の正確な流れ」。
disorder は「無秩序状態、混乱」。
Listen for the words, “what could possibly go wrong?”
「what could possibly go wrong? という表現を聞いてみましょう」
listen for ~は「~をじっくりと聞く」という意味合いです。
You’re here to catch time criminals.
「時間犯を捕まえるために君に来てもらったんだ」
time criminals は、上で述べた「時間の流れを変えている犯罪者」のことです。
Bye.「バイバイ」
If you want to rule the universe, you better help us save it first.
「宇宙を支配したいのなら、まず我々がそれを守る手伝いをしなきゃ」
rule は「支配する」。
you better は you had better の省略形だと考えましょう。
save it の it は universe を指し、「宇宙を守る」という意味です。
What could possibly go wrong?
What does it mean to say “What could possibly go wrong”?
「What could possibly go wrong というのはどういう意味ですか」
(A) It is a good plan
「よい計画だ」
or (B) The plan of action is a bad idea
「あるいは、(B) その行動計画は悪い考えだ」
Listen again.「もう一度聴いてみましょう」
このあとに、下のセリフがもう一度流れます。
You’re here to catch time criminals.
Bye.
If you want to rule the universe, you better help us save it first.
What could possibly go wrong?
There’s, like, a million things.
「100万もの物事があるんだぞ」
The answer is (B) The plan of action is a bad idea.
「答えは『(B) その行動計画は悪い考えだ」です」
“What could possibly go wrong?” is a sarcastic question.
「What could possibly go wrong? は皮肉な質問です」
sarcastic は「皮肉な」。
Sarcasm uses words that mean the opposite of what they seem to say.
「皮肉では、言わんとすることの反対のことを意味する言葉を使います」
sarcasm は、上の sarcastic の名詞形です。
What could possibly go wrong? は逆接的な言い方なので、真意は「オレに任せておけば、万事うまくいく」という意味合いです。
What did you expect?
「何が望みだったんだ?」
And that’s English @ the Movies.
「映画で英語表現でした」
動画の下にセリフが表示されますので、一時停止しながら、音声と確認しながら学習しましょう。
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