アメリカ映画で使われた重要表現を学習しましょう。基本的に、月曜日か火曜日に掲載します。
We Got Some New Blood
この表現は、2004年の映画 Ray(邦題は『Ray/レイ』)に出てきたものです。
2004年に亡くなったミュージシャン、レイ・チャールズの伝記映画です。また、この映画でレイ・チャールズを演じたジェイミー・フォックスが、アカデミー主演男優賞を受賞しました。
動画は、ここにあります。
https://learningenglish.voanews.com/a/5469762.html
字幕の表現を見ていきましょう。
Welcome to English @ the Movies – American Classics where we teach you American English heard at the movies.
「『映画の英語 ― アメリカの名作』にようこそ。ここでは、映画に使われたアメリカ英語について学習します」
“We got some new blood” is a line from the 2004 movie “Ray.”
「We got some new blood は、2004年の映画『Ray/レイ』からの表現です」
It tells about the American musician Ray Charles.
「アメリカのミュージシャン、レイ・チャールズについてです」
He lost his sight as a child and became famous for breaking musical barriers.
「彼は子どものときに視力を失いますが、音楽の壁を打ち破ったことで有名になりました」
as は前置詞で「~のときに」という意味です。
famous for ~は「~で有名な」という熟語です。
Part of the movie tells about the start of his career.
「映画には、彼のキャリアの初めの部分も出てきます」
Listen for the words “we got some new blood.”
「We got some new blood という表現を聴いてみましょう」
Now, we got some new blood for you.
「さあ、新進気鋭のスターを紹介しましょう」
Yeah, straight off the bus from Florida.
「そうです、フロリダからのバスを降りたその足で来てくれました」
straight off ~は「~したその足で、そのあとすぐに」。
I give you Ray Robinson!
「レイ・ロビンソンを紹介しましょう」
Uh, what do you all want to hear?
「ああ、みなさん、何を聴きたいですか」
How about a little Nat King Cole?
「ナット・キング・コールあたりはどうかしら」
a little は「少し」ですが、ここでは「~など」といったようなニュアンスです。
You all like Nat King Cole?
「みなさんはナット・キング・コールがお好きですか」
What do you think “we got some new blood” means? Is it,
「we got some new blood はどういう意味だと思いますか。それは、」
(A) This person has traveled far to get here
「(A) この人は遠くから旅行してやってきました」
or (B) This person has a new way of doing things
「あるいは、(B) この人は何かを新しい方法でやります」
Listen again.
The answer is (B).
「正解は (B) です」
Ray Charles helped launch a new kind of music called soul.
「レイ・チャールズは、『ソウル』と呼ばれる新しい種類の音楽を生み出す手助けをしたのでした」
help は、あとに動詞の原形を続けて「~するのを助ける」という意味を表します。
And that’s English @ the Movies.
「映画で英語表現でした」
動画の下にセリフが表示されますので、一時停止しながら、音声と確認しながら学習しましょう。
コメント