辛夷の花が咲くと思い出す歌。


 
こぶしの花の咲く頃は みんな学校に慣れる頃
 うれしい夢や憧れが 呼んでいるよな春霞

この歌を知っている人は、今、昭和40年~45年に小学6年生だった人だと思われる。つまり、現在62歳から67歳の人たちである。この年齢の外の人たちには知らない人が多いだろう。

この歌は『6年生マーチ』といい、上記の6年間に、小学6年生の音楽の教科書に採用されていた。それも、教育出版社発行の教科書だけらしい。

最近まで、教科書は3年ごとの改定だったので、昭和40年~42年、43年~45年の2回改定の音楽教科書に載っていたというわけ。

私は昭和40年に小学6年生になった。

なぜ覚えているのかと言うと、歌い出しの 「♫ こぶしの」の部分が半拍遅れになっているからである。多くの同級生 (たぶん私も含めてだったかも) が、半拍遅れの歌い出しができなくて、先生に何度もやり直しをさせられたのだった。
それで覚えている。

不思議に思うこと

 
ただ不思議に思うのは、出だしの部分の意味である。

 こぶし(辛夷)は、ふつう3月半ば頃に咲く。作詞者の地元では4月の終わり位なのかと思って調べたが、作詞者は神奈川県小田原の人だった。

 「学校に慣れる」とはどういうことを言っているのだろう。
 新学年に進級して、クラスメートの名前や顔を覚え、授業の流れにもついて行けると思い始めたころを言うのだと思うが。

 とすれば、4月の終わりか連休明けあたりと思われる。それが、なぜ3月半ばあたりのこぶしが咲く頃なのだろう。

コメント

  1. こぶしの花 より:

    65歳の東京都在住です。
    こぶしの花が好きで、歌も自然に思い出します。
    みんな学校に慣れる、どうして?
    この疑問をぜひといて下さい。

  2. 赤井田 拓弥 より:

    ここに歌詞があります。
     
    https://okwave.jp/qa/q2881505.html#goog_rewarded

    4月になってから「学校に慣れる頃」と言っているような歌詞ですが、辛夷は、多くのところで3月中に咲いてしまうのではないでしょうかね。
    作詞者は神奈川県の真鶴出身だったように覚えていますが、神奈川県だともっと早く咲きそうですよね。
    入学した次の年の3月を「学校に慣れる頃」というのもおかしな発想ですしね。
     
    よく分かりません。

  3. YASUKO より:

    北海道は今がまさに満開です。いつもこの時期になると口ずさんでいます🎵
    今日も満開のこぶしを、いつものように携帯に納めてきました。晴天になんとも言えない柔らかい淡い白。
    こぶしの奥に雪解けが少しずつ進んでる十勝岳が映えてました。

    誰に聞いても知らないと言われ、私と姉だけがなぜか歌えたのが不思議でした。一定の時期だけ中学校の教科書に載っていたとは。
    疑問がちょっと説けて安心しました。

  4. YASUKO より:

    北海道では丁度1ヶ月が過ぎ、当に学校にも慣れて新しい友達も出きる頃だなと思えるのです。
    大好きな歌です。

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