ウィスキーに2つのつづり。whisky と whiskey。どう違う?

 まず、下の写真を見てください。〇で囲ったところのつづりが違います。
 ウィスキーには whisky と whiskey の2通りのスペリングがありますが、そのルールをご存じでしょうか。

 この2種類のスペリングのことは昔から取り沙汰されてきましたが、実は最近、The New York Times がルールを決め、それが定着しつつあるようです。

ルール:
 国名の英語のスペリングに “E” が含まれる国のウィスキーは whiskey とつづる。
 【例】Ireland, America

 国名の英語のつづりに “E” が含まれない国のウィスキーは whisky とつづる。
 【例】Scotland, Canada, Japan

 上の写真の左側はニッカウヰスキーで、日本のウィスキーで、Japan には “E” が含まれませんから、whiskyのつづりにも “e” がありません。

 写真の右側はアメリカのバーボンで、America にも the United States にも “e” が含まれますので、whiskeyというつづりなのです。

 ところが、アメリカで作られているバーボンである Maker’s Mark は、whisky のように -e- なしでつづられています。そして、唯一の例外ウィスキーのようです。

 下のリンクにその理由が書かれています。それぞれクリックして読んでみてください。

301 Moved Permanently
Maker's Mark
Maker's Mark is a premium small batch Kentucky Straight Bourbon, produced in Loretto, Kentucky. It can be commonly found at bars, stores, and restaurants throug...

コメント

タイトルとURLをコピーしました