アメリカ映画で使われた重要表現を学習しましょう。
基本的に、月曜日か火曜日に掲載します。
You are going to need a bigger boat.
1975年のアメリカ映画 Jaws(邦題は『ジョーズ』)の中で使われた表現です。
動画は、ここにあります。
https://learningenglish.voanews.com/a/5541067.html
jaw は「あご」という意味です。「あご」と言っても出汁を取るトビウオのことではありませんよ。それよりもっともっと大きい巨大なホオジロザメが登場する映画です。
警察ブロディ署長と漁師サム、海洋学者のマット・フーパ―の3人がホオジロザメを探しに海に出ます。
サメをおびき寄せるため、署長が餌を海に投げ込んでいると、とてつもなく大きなホオジロザメが突然、海中から姿を現します。それを見た署長が言う表現が、
You’re going to need a bigger boat.
です。船(ボート)で海に出ているので「もっと大きな船が必要だ」と言っているように思えますが、これは比喩的な使い方で「これは生易しいもんじゃないぞ」と言っている表現です。
you を使っていますが、意味的には we です。英語では、自分を含めたみんなを指すときに、このように you を使うことがよくあります。
その他の表現
be considered to be …「…と考えられている」
a situation seems impossible「状況が不可能に思われる」
これは SVC の構文になっています。a situation が主語で、seems が動詞、impossible が補語(主格補語)です。
too large or too difficult to overcome「大きすぎたり難しすぎたりして克服できない」
too … to ~の形です。が2つあります。「~するには…すぎる」とか「…すぎて~できない」という意味になります。
動画の下にセリフが表示されますので、参考にしましょう。
株式会社ナラボー・プレスのサイトもぜひ訪れてください。
https://www.nullarbor.co.jp/
次回は、9月29日の予定です。