NHK の番組で、「俳優たちは声を精一杯出しても、発声練習の訓練によって、飛沫が飛ぶのは一般人よりもずっと少ない」というようなことを言っていた。
これで思い出すことがある。
アメリカの大学で Voice and Diction という授業を受けたことがある。その授業で、one, two, three, four, five . . . と、一息で(息継ぎをしないで)発音していくトレーニングをやったことがある。
このトレーニングを続けると、一息で sixty くらいまでふつうに言えるようになる。できる人は eighty くらいまで大丈夫だ。
これが、少ない息で発声し、飛沫を多く飛ばさないようになるトレーニングなのかもしれない。
また、この Voice and Diction のトレーニングの副次的効果として、f, th, v など、日本語にない発音を無意識にできるようになってくる。
こうした発音はそろばんのように無意識にできるようにしておかないと、実際の会話のときに話す内容に集中できない。
みなさんも、実際にトレーニングされたし。